smash the fucked up goddamn brain

歌を、歌いたいよ。
激情に任せて、歌を、歌いたいよ。
それは、歌を愛すると言う事に対しての、冒涜かも知れないし、
歌を、愛する人を侮辱する事かも知れないけれど、
歌を、歌いたいよ。

ロクデナシ、俺の部屋にギターは無いし、
ロクデナシ、俺はギターの弾き方も知らない。
叩きつけるような音が、欲しい。
見た事も、聞いた事も無いような、
怒り狂った、音が聞きたい。

＊＊＊

もしも君（不特定多数の君）が、
僕に向かって「愛している」と言えば、
僕は喜んで君（不特定多数の君だよ）の兵隊になるだろう。
軋む赤い革靴と、白い柄のナイフを持って、
僕は君が行く所であれば、何処にでも行くだろう。

それでも僕は、宗教が嫌いだ。
笑えるだろ。
何かを妄信し、狂信し、カミサマが僕を支配していた事もあるのにね。
僕はカミサマを愛していたし、カミサマがいなければ、
僕はとっくに死んでいたのに、
カミサマは僕の命の恩人なのにね。
僕こそが狂った信者であったのに、僕は宗教が嫌いだ。
だからこそ、嫌いかのかな。

＊＊＊

雪がちらつく程の寒さになりました。
僕は相変わらず、陰鬱な眼で、世界を眺めています。
今朝の夢は覚えていません。
あまりいい気分で目覚めた記憶が無いので、
あまりいい夢ではなかったのでしょう。

僕は何度も、こんな事を繰り返して、
翌日には自分自身を嘲笑って、煙草を吸っています。
ねぇ、今すぐ、何処か喫茶店に行こうよ。
地下の、薄暗い喫茶店に行こうよ。
何かを話す必要は無い。
珈琲を飲みながら、煙草を吸いながら、
漫画を読んで過ごそう。

＊＊＊

グーグルで「鬱」と打ち込んで、
一番最初に出てきたネット診断みたいなのやってみたら、
「重度鬱病」って出てきたので笑った。
まぁ、選択肢見て、そう出るだろうとは思ってたけど。
来夏、一度医者に行こうかしらね。
病名が与えられれば、少しは安心できるだろうか。
それを盾に、僕はまた何かから逃げるのだろうか。
僕は逃げる事ばかり考えているからね。
楽する事ばかり考えている。

まぁ、いいや。
どうにでもなるだろ。

＊＊＊

随分と長い間、一人でいるもんだ、と思った。
しかし、俺より一人でいる時間が長いやつもいる訳だ。
まぁ、そんな事を比べたって意味も無いし、仕方も無い。
刺激が強すぎた所為か、多少の麻痺はあるかも知れないけど、
もう殆ど抜けきって…無いか。
相変わらず、僕は刺激ジャンキーなのだね。
この震えは、寒さの所為でも、武者震いでもない。
コールドターキーの症状のそれでしょう。
甘ったれてんじゃねぇよ、と俺が俺を嘲笑う。
腹の上で死ぬよりは、腹の下で死にたい、
そうだろ？俺が俺に問う。
どうでもいいんだ。

＊＊＊

Step by step, heart to heart, day by day,
I'm all fall down, like piece of shit
Min by min, sec to sec, smash the shit,
I'm all broke down, like piece of shit

愛していると言ってくれ。
僕は喜んで兵士になるから。
次はどの街だ？次はどの国だ？
敵を、敵を与えてくれ。
憎むべき矛先を、俺以外に向ける為に。

＊＊＊

綺麗な人よ、おやすみなさい。
外は雪が降っているよ。
先に降った雨で、積もる事は無いだろうけれど。
暖かくして、おやすみなさい。

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最近じゃ、コンビニなんて役に立たないみたいですね。
ついこの間まで、愛はコンビニでも売ってたみたいだけれど、
最近じゃインターネットでも買えるらしいぜ。

くらだない事を言った。
眠る気にもなら無いが、何かをする気にもならない。