俺より凄い奴を褒めに行く

 　例えば、野比のび太。人の不幸を悲しむ事が出来て、人の幸福を共に喜ぶ事が出来る。それって、凄い事。俺なんか一回、奴の修羅場になるぜって言う泣き言聞いて泣いたくらいで、基本的に他人の幸不幸じゃ動揺したりしない。そりゃあ他人の幸福は祝福するし、不幸は少しでも減らす方向に持って行きたいと思うけど、それが心からかって聞かれると、否としか答え様が無い。だから、のび太って凄いなぁ、と。尊敬に値するよ。俺には出来ない事を当たり前のようにやってのける。シビれるね、憧れないけど。

 

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　心の底から好きなものって何だろうな。わかんないんだよね。好きなものは沢山あるんだけど、さ。マジにわからないんだ。映像とか、詩とか、そういうんじゃない。俺の魂に価値なんざ見出しちゃいないし、信念とか野望なんてのも、無いよねぇ。趣味とか好きなものって聞かれて、困るんだよね。その好き、のレヴェルが質問者と回答者でズレてるのとかが。誤解を招くのが嫌なのだ。…もうそこは開き直って生きるしか無いんだどうけど。

 

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　愛だとか大切にするとか、そういうのも、実際その状況になってみなきゃわかんねぇ。感覚なんか信じてない。仮定の話なんかどうだっていい。無意味じゃないか。その先、生き続けりゃ答えが出るかも知れない。それでいいじゃん。一瞬の安心に何の意味がある？「もしこうなったら…」なんて質問も会話も、どうだっていい事だ。

 

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　そうやって未来に興味が無い癖に、死にたく無いとか死んだ後の話も知りたいなんて我が侭を言うし、ずっと昔の事ばかり考えている。例えば、君が凄く優しかった時の事とか。

 

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　チオビタドリンクの菅野美穂、可愛過ぎるよな。一緒に買い物に行って、ちょっと目を話した隙に俺が余計なモノを買い物カゴに入れて、レジでバレて、「ちょっとー！余計なもの買わないの！」とか言って怒られてみたい。海で遊ぶのもいいけど。

 

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　寝る。おやすみ。