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No sign of the morning comin, I've been left in my own. ラバーソールは砕けない。 Like a Rainbow in the dark.
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  …と、脆弱なフリをするのはもう止そうと決めたばかりだったね。悪い癖だ。脆弱なフリなのか、脆弱なフリだと言って流そうとしているのか、本当に脆弱な部分を露呈しているのかは、もう自分でもわからない。本当にわからない。
 
 尊重するものは尊重すればいい。出来なければ言えばいい。距離を取られたら、こちらもアウトボックスすればいいだけの話だ。そんな時は幾ら距離を詰めても、どんどん距離を取られるだけだからね。体力の無駄だ。
 
 負ける喧嘩は好きじゃない。喧嘩をするなら圧勝しなけりゃ意味がない。勝利とは、二度と俺に対して刃向かう気すら無くさせる事だ。そうでなければ勝利では無い。完膚なきまでに叩きのめして、初めて勝利と呼べる。
 そしてそのレヴェルに到達しない事には喧嘩はしたくないし、俺はリングに上がる気にもならない。対等に渡り合う事とは、俺がプロレス的に「負けそうな演出」をした上で、余裕をもって勝利出来る事を指す。
 そんな事を続けていれば、飽いてしまうだろうなぁ。飽いたらどうするんだろう。何かを壊し続けて行くのだろうか。死ぬのだろうか。わからないね。
 
 僕は徹底して、身内の人間に対して「怒り」と言う感情を排し続けて来た。いや、身内だけじゃなかろう。苛立ちを隠したりはしないが、怒りを露呈させた記憶はあまりない。いや、感情そのものを素直に露呈させないのかも知れない。それは己の弱点を露呈する事だからだ。弱点を露呈されば殺されるからだ。
 
 その自主規制を、縛りを解かねばならないのだが、どうすりゃいいのかわからない。素直ってどういうんだっけか。素直と、素直じゃない罠(敏感に空気を読んだ上で行動する事)の加減がわからない。自分勝手にやっていいんだろうか。勝手にやって嫌われたらどうしよう?…どうもしないのだ。
 
 好きにすればいい。僕はよく言うが、自分自身が一番好きに出来ていない。自分が自分を一番縛っている。何で?わからない。わかれば苦労はしまい。
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ニジムラ リョー
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誕生日:
1985/01/28
自己紹介:
この男、誇大妄想家につき。
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