月曜日の朝、電信柱にひかっけた夢を見た

 　La petite mort…「小さな死」を繰り返す。積み重なったら死んじゃうんだろうか？それが生物としての新陳代謝なんだろうか？セックスは小さな死を迎える為の儀式なんだろうか？よくわかんねー。よくわかんねーけど、セックスは、したい。小さな死である実感は湧かない。ただ、自己の喪失は、強く感じる。ケダモノになっちゃうとか、コントロール出来なくなっちゃうとか、じゃなくて、わかるかなー、フッ…と意識が途切れる瞬間があるんだよ。

　でも、そのセックスで味わう「小さな死」と、オナニーで陥る「哲学の瞬間」って、何であんなに差があるんだろう？愛か？いやー、愛が無いセックスだってある訳だろ？風俗とかだってショートショートな疑似恋愛な訳だしさー、完全に割り切っちゃった状態でのセックスってよくわかんねーけど、多分セックスで味わう「小さな死」とオナニーで陥る「哲学の瞬間」って全くの別物だよな？目の前にある体温か？実感か？デオキシリボ核酸レヴェルで刷り込まれた本能的な何かか？わかんねーな。わかんねーけど気になる。でもこういうのって、自分で体験しなきゃ理解出来ねーよなー多分。

 

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　イマジンが及ばない範囲。高みのレヴェル。ショートなイマジンなら出来る。でもそばにいてずっと一緒に上手くやっていけるほどのイマジンは出来ない。体力も無いし、それを補うテクニックも無い。上手くやっていけねー状態を無視できる厚かましさも無い。

　電車の中で見た人の生活を想像する遊び。空想。イマジン。彼が疲れているように見える理由、職業、家庭状況を服装、所持品から判断する。イマジン。遊びだから何時でも中断出来る。飽きたら止めていいし、途中で降りちゃったら別のターゲットにすればいい。

　でも誰かとずっと一緒にいる事は、その想像をし続ける事に似ている。体力も想像力も必要で、凄い大変な事なんじゃなかろうか。よーわからんけど。…ビビるよなァ。俺、自信ねーもん。誰だってそうかも知れんけどさ。

　ドキドキしてぇなァー。

 

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　星が自分の力に負けて潰れて、ブラックホールになる。広い宇宙で似た様な事が沢山あるが、別にどうって事は無い。ひゅー！人間も、己の何かに潰されてグシャッとなるが、広い地球の上じゃどうって事もない…みたいな話。ひゅー！それでも潰れ切らずに不細工に無様に惨めだと笑われても生きてく人間って、ちょっと格好よいんじゃねー？みたいな話。ひゅー！

 

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　ぶっ飛んでしまおうじゃないか。色々と面倒な事はあるだろうけど、エビアンで便所を流すくらいの勢いで楽しい事だけ沢山しよう。