刑事の踊り〜デカダンス〜

 　喋ってセックスして昼寝して起きて飯喰って煙草吸ってセックスして遊んで帰る、と言う日が過去にあった。酷く退廃的な時間で楽しかった。シビれるようだった。まぁ、久しぶりに会うってのもあって、凄く楽しかったんだろうなァ。しかし、人間はああいった生活にどれくらい耐えられるんだろう？つまり、どの程度で精神の腐敗、汚染が始まるのだろうか？社会復帰出来なくなる、もしくはリハビリが必要になるのはどの時点での事だろうか？

 

　…そこまでどっぷり浸からないでも、ちったァ仕事するから、そういう生活出来ねーかな。まるでアメリカのアーティスト気取りだな（笑）よくいるよ、掃除のバイトして酒飲んでハッパ吸ってなんか適当に語って作って、みたいなの。それで生活出来ちゃうんだよな、贅沢は出来ないにしたってさ。

 

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　こうやって個人情報をタレ流している事に抵抗を感じさせないようなツール（ツイッターとかミクシー）の目的って何なんだろう？…って思わない？まぁ敢えて私生活晒した所で、いきなり何かある訳じゃねーけどさ。長い目で見たら、何があるのかな。

 

　動植物を罪悪感（＝感謝の気持ち）無く喰えるのは、こういった文明（＝システムの積み重なり）があるからだよね。ミクシーやツイッターがそういうシステムになり、積み重ねられて文明になった時に、何があるんだろうな。監視される事に違和感を抱かない、箱の中の鳥って感じか？

 

　映画なら、それに気付いてシステムを破壊しに行って、仲間を集めつつ様々な困難に立ち向かい、最終的にシステムを撃破し、全ての人間が「今までのシステムは何て愚かだったんだ！」となるだろうが、現実社会はそうじゃない。そのシステムを破壊するヤツこそ悪なのだろう。

 

　レンタルビデオ店の履歴、携帯の通話記録、こういったネット上のツールで、姿を見なくても大体どんな奴かが理解出来る訳だ。履歴書より正直な記録だ。面接する必要なんて無くなりそうだなァ。見てるか？エシェロン。俺はここだぜ。

 

　…と言うような事を考えている暇人はあまり多くないだろう。しかし俺は「考えさせないようにしてるんだ、その為のツールが溢れているジャマイカ！」と絶叫するアンチ文明人でも無い。知りたいのは真実。多分、そんなもの無いだろうけど。ひょひょ。

 

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　今日みた夢の中で、誰かに「じゃあアイツとはもうヤリたくねーの？」と聞かれた。ヤりてェ。でも恋はしたくねー。と答えたら鼻で笑われた。慕情と欲情は別物だろう？

 

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　寝る前に思いついた素敵な言葉があったんだが忘れた。忘れるって事はどうでもいいんだろう。携帯にメモる程でも無かったって事だしな。

 

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　ネミィ。昔、落ちぶれた刑事が退廃的な生活を送りながら、黒社会に踊らされる「デカダンス」と言う話を思いついたが、黒社会の中２設定に泣いた事がある。馳星周の本を何回読んだって、黒社会なんざ理解出来ねー。あれがどこまでリアルかも知らんがな。

 

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　映画見るね。昨日、寝る前に見ようと思ったけど見なかったやつ。