麻薬的なものについて

まずどうでもいいけど、ルーキースに出てる人達、線が細い。
まぁ森田さんのキャラの線が太いんだけどね。
昭和だよねあの太さ。最近の流行じゃないよね。
でもろくブルと比べたら、キャラのナリは最近なのな。

って前に言ったと思うけど。
そんで、最近、セッタを軽いと感じる瞬間が多々ある。
別に折れてる訳でもないのね。
ピースに変えようかな。
アイツが高校生ん時に吸ってた煙草。

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麻薬的なものって多種あるじゃないですか。
僕にとっては、ロックとかメタルとか睡眠とか煙草とか。
ダメ映画とか妄想とかオナニーとか麻雀とか。

古谷実の漫画もそうなんだけどさ。
モテない男にとっては理想のドラッグみたいだよね（苦笑
あまり考えないで読んでるから、浅いんだけどね、理解が。
でもさ、好きなんだよ。
んでさ、バイブルな訳じゃないですか藻男の。
理由？

「ダメな自分を愛してくれる理想的な女が現れる」

こんな「アホか！」と言う設定が結構繰り返される。
グリーンヒルもそうだったし、
わにとかげぎすも、シガテラも、ヒミズもそうだった。
「僕と一緒」なんかは、家出少年にとっては夢みたいな話だろうし。
マジでありえねぇんだけど、心を捕まえられて離されない。
新連載の漫画も始まったでしょ。
期待してんのよ。
冬にごっそり単行本買うまで読まないけど。

そんでね、漫画のキャラ達は「ダメな自分」に気付いている。
でも状況を変えられない、変えたいにも関わらず。
その理由は、それぞれ違うんだけどね。
そこに、そんな自分を愛する超可愛い女が現れる！

おい、どー思うよ、モテない男子諸君。
俺はね、ありえないと言う前提を無視してだね、
もしそんな事が起こったらだね、
まず周囲にカメラを探すね。
もしくは周囲に大勢のイケメン達を探すね。
ドッキリの線を真っ先に疑うね。
絶対に俺をおちょくってるに違いない、と思うね。
それこそシガテラのアイツみたいな顔して立ち尽くすね。
だって普通に考えてありえねーもんそんな話。

「先生、大学受かったら筆下ろしして下さい」
そんな話が近所に転がってたらしい。
夜中の１２時越えてるのに
「人生おもんない！」
と車の窓から三回叫んで、友人に左太ももを３回本気で叩かれた。
人生そんなモンである。
普通はそんなモンである。

ありえねーんだ、そんな話。
実際あってもね、常に疑うよ。
「何で俺なんですか」と。
常に不安を抱くよ。
「きっと気付くでしょう、なんでこの人なんだろうと」と。
なのにね、古谷実の漫画の女性達はね、
そんな不安も猜疑心も、あっさり裏切ってくれるんですよ。
超愛してくれるんですよ。
モテない男のバイブルになっちゃうじゃないですか。

「ヒマで腐りかけてる奴に限って「人生」とか「生きる意味」とか
　大そうな事を考えちゃうだろう？
　別に何もしてないのに…誰もお前なんか見ちゃいないのに…
　一人で勝手にいじけてるだろう？
　ぼ…僕ぁ…社会から必要とされているのだろう…かぁ～？！
　ンなモン知るかー！お前なんかいらんのぢゃー！」

ストラーイク！俺の脳味噌にストライク！
もうバイブルです、古谷さんの漫画達。
期待なんかしちゃいねーけどさ。
んで何ってさ、シガテラがやたらリアルなんだよ。
ヤバイんだってコレ。毒物指定だよ。
ぎゃー！ってなるね。絶望的な気分と幸せが同時に来るね。
ヒトラーがやってたドラッグみたいだ。
ダウナーとハイの混合物が脳味噌にブチ込まれる。
すげぇってコレ。

だから茶沢さん何て期待してねぇって俺の人生に。

そんなこんなでこれから致死量ドーリスとか読もうと思う。