ドラッグクイーン

ドラッグクイーン！
雨が降り始めたね。

あー麻雀打ちたい。まだ打ち足りない。
緊張でケツの穴がヒリヒリするような、
唇がカサカサになるような、
呼吸すらままならなくなるような、
指が振るえるような、緊張感のある麻雀打ちたい。
次はデカで打つか…。
点１０、ウマ１０－２０、くらいで。
緊張で手を竦ませるか、己に打ち勝つか！みたいな。
まぁ、弱いんだけどね、俺（笑

まぁその前に点数計算がっちり覚えなきゃなー。
大体、パターンで覚えてるけどアバウトだしな、それも。

ツモも配牌も平均的に見ても、そんなに悪くない。
ツキも運も細くは無い。
読みとツモを信じれば良いんだ俺は。
そう、自分を信じるのだ、そういう時こそ。
信じてアガったじゃないか！三暗刻を！
それは夢を見るんじゃない、自分を信じるんだ。
勿論、確立を見ての話。

チートイ張りそうな時は、まだ生きてそうな牌を選ぶでしょ。
河に切られた牌は、やっぱり弾ける確率低くなるから、
枯れそうな牌を俺はガンガン切っていくんだけど、
何故か弾けるんだよね、切った次順とかに。
「チートイ３回アガってるわ」ってのはそういう時。
それでも結局は引けるから、俺は引ける子なんだよね。

＊＊＊

麻雀だけじゃなくて、色々と刺激が欲しいわ。
心臓が爆発する程早い鼓動になるような、
膝が笑ってしまうような、
触れられただけでイってしまいそうな、
考えてるだけで腰が砕けてしまいそうな、
そんなラヴな刺激が欲しい。
狂って燃え尽きてしまいたい。

震える手で支える、儚い線香花火みてぇな美しさはいらねぇ。
激しく燃えて一瞬で全てを焼き尽くすような、
燃え尽きて燃え尽きて何も残らないような、
電光石火の超特急みたいな速度で！
狂い咲いて咲き誇って！
ドラッグクイーン。
全身傷だらけでそれを癒す間も無く、
流した涙を乾かす間も無く、
憎しみと愛が（愛と憎しみでは無く）不気味な不協和音を奏でて、
目が狂気の色を宿すくらいに！
ドラッグクイーン。
もう一度そんな刺激があったら、
僕は人生に終止符を打つ準備を始めるさ（笑

マ、当分先の話だろうがな。
高校生の頃にディープにやっといて良かったわァ。
今やってたら、人生めちゃくちゃになってンだろうな、
どっかのオッサンみてぇによォ。

内臓を血液を分け合って、依存しながら生きていきたい。